ロケット色鉛筆とポロクラブのレターセット
ここでご紹介する２点には特に共通点がありません(；´∀｀)
ロケット色鉛筆（コーリン鉛筆製）
小学2年生のとき（1988年）、卒園した幼稚園で開催されたバザーの福引でキティちゃんの文具セットを当てたのですが、そのセットの中に入っていた当時ものです。珍しい色えんぴつタイプのロケットペンです。
一時期ロケットペンも流行しましたね～。今ではあまり見かけませんが、はっきりと製造中止になったという情報は見つかりませんし、この間ファーストフード店のキッズメニューのおまけでもらったレターセットに アナ雪のロケットペンが付属していたので、多分まだあるんだと思います。
こちらのお品のメーカーであるコーリン鉛筆さんは1997年に倒産しています。ただ、国内では廃業したものの、タイに「コーリン鉛筆タイランド社」があり、こちらは現在まで稼働中だそう。 2009年に日本でも再び「株式会社コーリン色鉛筆」設立され、一時期は公式サイトもあったのですが、現在（2021年時点）確認したところ公式サイトは見つかりませんでした。どうやらまた撤退してしまったようです。
（2013年某日 記）
POLO CLUB（ポロクラブ）のレターセット
私が中学生のころ（1995年ごろ）、実家の近くの本＆文具店で購入したものです。 当時ものは使い果たしてしまったのですが、先日約20年ぶりに同じお店に行ったところ、なんとまだ置いてあったのです(ﾟдﾟ)！ 内心興奮しつつも冷静を装い再び入手してきました。
メーカーである”ベニス”は往年のファンシー文具でよく名前を見かけるのですが…調べるとどうやら2001年ごろに倒産してしまったのだそうです。
当時、このお品のように半透明ビニールの封筒つきレターセットをよく見かけましたね～。はやりだったようです。 素材の関係で宛名書きがしにくいため、このお品のように別途宛名シールがついているか、宛名書きのところだけ書き込みできる素材になっているかでした。
さて、ブランド名の「ポロクラブ」ですが…一見ラルフローレンかと思わせて、実は上野衣料株式会社という日本のアパレルメーカー発のれっきとした国産ブランド品。 誕生当初からラルフローレンのバッタものと揶揄されつつ、案外消費者に受け入れられて、90年代にはかなりの売り上げを記録したようです。 ただ、やはりラルフローレンとの関係性を誤認する人が多く、商標登録の関係で裁判になり、その後姿を消してしまったようです。
現在もしまむらなどの量販店で「ポロクラブ」の靴下や下着などを見ることがありますが、そちらは「ビバリーヒルズポロクラブ」というアメリカ発のブランドで、これまた別ものだそうです。ややこしや（；^ω^）
（2014年2月26日 記）