タイニーキャンディグッズ1点と、ファンシーイラストのれんげ
昭和のファンシーなキャラクター、タイニーキャンディのグッズ1点と、雰囲気が似ているキャラクターイラストが描かれたれんげをご紹介します。
タイニーキャンディのカップ&ソーサー

2013年に亡くなった母方の祖母の家を整理していたら出てきたものです。ファンシーな雰囲気のものが好きそうにない人だったので、これを見つけたときは意外でしたね… 母のものかとも思ったのですが、本人に聞いても全く記憶にないらしいので、おじいちゃんかおばあちゃんのものだったようです。

ほっぺが赤くてぷくっとしたキャラクターがかわいらしいです。

カップの中にもイラストがあるところが昔のお品っぽいですね。つくりが丁寧なんですよね。

ソーサーの直径は約10センチ、カップの高さ、直径は5センチ程度しかないため、実用品ではなく飾り物用途なのかな。

画像が悪くて見づらいですが、上にVictria Fancy、2行目に©GAKKENという印字があります。
学研といえば塾や学習教材、それ関連の書籍などのイメージがありますが、かつては”ホビーカルチャー事業部・レジャートイ事業部”という部署があり、そこでこうしたキャラクターライセンス品なども扱っていたのです。 (1994年に分離独立し、現在は学研ステイフルという会社がホビー・キャラクター系の事業を担当しています。)
Victoria Fancyというブランド名(?)については、1978年に「株式会社ビクトリア・ファンシー販売」という企業を買収したという記載がウィキペディアにあるので、その名前をそのまま使ったということなのでしょう。(※出典がウィキのみなので参考程度にお願いします。)
タイニーキャンディはフリマアプリなどで今でも結構流通があり、当時の人気が伺えますが、販売元であった現学研ステイフルのサイトにも載っておらず、公式な情報は現在一切得られない状態です。
私はこのカップを見つけるまでタイニーキャンディを全く知らなかったし、当時友達が使っていたという記憶もありません。おそらく人気があったのが私の世代のひと昔前、1970年代から80年代くらいだったのかなと推測しています。 母が若いころ集めたお土産品などをみていると、タイニーキャンディっぽさを感じさせるデザインがよくあったので、当時のはやりだったのかも。
(2013年某日 記)
かわいいうさぎのれんげ

こちらは前述のタイニーキャンディとは無関係で、私が小学3年生くらい(1990年前後)のときに祖父がどこかに旅行に行ったお土産だったと記憶しています。
当時のおみやげ系製品にはこんな感じのキャラクターがいっぱいいたのでパクリだとは思っていませんが、なんか雰囲気似てますよね。ちなみにこれ、レトロ製品を扱うオンラインショップでブタさんバージョンも確認済です。
当時からお気に入りで、子供用なので小さいのですが、大人になった今でもおかゆ食べるときとかに使ってます。 一人暮らしを始めた18歳の時わざわざ家から持っていった数少ないグッズで、それから何度も引っ越しましたがずっと持ち続けています。
(2016年9月27日 記)