4代目木のおうち
初代木のおうちから3代目までは私が生まれる前orごく幼いころ発売されたものだったのでご縁がなく、人生初の”木のおうち”として我が家にやってきたのはこのモデルでした。
1986年の”ピッカピカ!こえだちゃん”シリーズを最後にリリースのなかったこえだちゃんですが、平成の到来とともにカムバック。 髪色もピンクになりました。(※厳密には史上初のピンクヘアこえだちゃんは、1985年のタウンシリーズのお人形です)
このシリーズは”みどりのくに”という場所が舞台で、新しいデザインにリニューアルして登場したキノコちゃんを除いてお友達キャラはほぼ一新されました。
過去作と形状やエレベーターなどのギミックはほぼ同じ。ブランコは据え置きタイプに変更され、今までなかったすべり台がプラス。一方、ポストや庭の花、お食事プレートなどのパーツは省略され、シールで代用されています。エレベーターの扉は観音開きタイプにチェンジ。過去作よりエレベーター内が少し広くなった印象です。
2代目と3代目にあった屋根裏部屋はなくなり、おうちの開閉と連動して動く”目”がついています。というのも、このシリーズは”おうちにも生命がある”というのがコンセプトで、木のおうちはこえだちゃんのパパという設定(゚д゚)!名前は"ビッグツリーパパ"というそうです。 初期シリーズに人型をしたこえだちゃんのパパが一度だけ登場しているのですが、このシリーズではその設定はなくなったようです。(※旧こえだパパの画像はこちら)
こえだちゃんのお人形デザインの変化は一目瞭然。彩色もフルカラーですし、素材もソフビになっています。同居人のうさぎ(?)は「ラッピー」ちゃんといい、みどりのくにシリーズではこえだちゃんの相棒としてたびたび登場しています。
エレベーターの出入り口があるところはリビングルームです。イラストレーターさんが変わっていますので、床や壁のイラストの雰囲気も少し違いますが、これはこれでかわいいです。
こちらがこえだちゃんのお部屋。2代目ではこえだちゃんのママも使うベッドルームだった名残で、ドレッサーのエンボス加工は引き継がれています。
こちらはラッピーのお部屋。2代目では子供部屋でした。イラストは変わっていますが、どことなく子供部屋っぽい雰囲気が残っていますね。
今作ではベッドが少し大きめにできていて、重ねて2段ベッドにすることもできます。ただ、部屋が狭い…
箱画像です。誕生当時の77年から85年バージョンまでのイラストレーターさんは桜井勇さんという方でしたが、このハウスも含めてみどりのくにシリーズ初期は森野みどりさんという方がご担当されています。(後期はタケヤマノリヤさんに交代)
(2013年某日 記→2020年9月21日更新)