こえだちゃんタウンシリーズ/おかいものマンション
一般的にはあまり知名度が高くない、1985年の1年間だけ展開されたこえだちゃんの「タウンシリーズ」より、おかいものマンション”をご紹介。
実は私の記憶にある一番古いこえだちゃんのおもちゃです。まだ1~2歳だった妹と遊んだ記憶が残っています。
前述のとおり1年だけの展開だったので、情報が少ないのか何人かの方に「ずっと探していました!」というメッセージをいただいたため、こちらも記事を残すことにしました。
おうちがポン!おかいものマンション
”タウンシリーズ”のメインアイテムとなります。本来こえだちゃんは、”木のおうち”に代表される”自然”をモチーフにしたハウスやキャラクターが特徴なのですが、この年に登場し大ヒットしたシルバニアファミリーに対抗するため、自然というテーマからいったん脱却して”町”のイメージに挑戦したのがこのシリーズ、という情報をどこかで読んだのですが、出典が行方不明のため参考程度にお願いしますm(__)m
こえだちゃんの髪色がピンクになり、お人形の彩色もフルカラーになったのが一番大きな変化です。さらにお人形にお口が追加されて表情が豊かになり、目もつぶらな瞳からまぶたが描かれるようになりちょっと少女漫画っぽい印象になりました。
付属のお人形はこえだちゃんと、新しいお友達のアミちゃんです。三つ編みヘアが特徴だからアミちゃんなのかなぁ。私の知る限り、このおうち以降登場していないようです。
おうちはこのように広がります。しまうときはコンパクトになり持ち手もついているので便利です。以降ずらっとおうちの中身の詳細写真をご紹介。
1階はスーパー。生鮮品から飲料、お弁当までいろいろと売っています。
2階はレストラン。このシリーズの床のイラストが細かく描かれているところがとても気に入っています。インテリアもおしゃれ♪
3階からは住居スペースで、ここがこえだちゃんとアミちゃんのお部屋です。外階段はここまでしかついていないので、屋根裏部屋にはこの部屋の奥にある階段(イラストシールで表現されています)から上ります。
屋根裏はおふろとおトイレなどの水回りと、ステキなバルコニーになっています。
箱側面のこのシリーズの商品のラインナップ。病院はマンションと同じような構造で、そのほかはもう少しチープな作りとなっています。
このマンションと病院は中古市場に出回ることもあるのですが、他ショップはほとんどなく、今となってはレアなアイテムといえます。 が、こえだちゃんとキノコちゃん以外のお友達は画像にある通り、タウンシリーズ以前のままのデザインです。開発にあまり力を入れてなかったのかなぁ…という感じは否めません。
反対側の箱側面は取扱説明書を兼ねています。ちなみに、イラストのタッチはだいぶ変えてきていますが、イラストレーターは前シリーズの桜井勇氏が続投しているようです。
(2013年某日 記)